2024年もなんと残り半分、7月までやってきました。あぁ、今年もまた夏がやってきてしまった…。あの暑さに耐えないといけないと思うと、春の心地よさや冬の寒さまで恋しくなるものです。人間って本当にないものねだりをしちゃう生き物ですね。きっと夏バテにはなるでしょうが、夏には夏の良さや楽しみもあるので前向きにがんばりたいと思います。
ここで話がガラッと変わるのですが、先日ライブの後にお越しくださった方たちとの話題です。もしかしたら前も同じような内容を書いたことがあるかもしれませんが…お店にある同じピアノを弾いているのにピアノを弾く人によって出る音が変わる不思議!私もずっとそう思っていますし、そこがピアニストさんたちのすごいところだとも思っています。昔、代々木ナルの50周年の時にソロピアノのライブが7日間ありました。(気になって調べたら、7月に1回と9月に4日連続、10月に2日連続で、もちろん毎回違う方が出演して7人のソロピアノ!)あの頃、毎日のようにナルで働かせてもらえたのは自分にとってすごくラッキーで貴重な経験になっています。ソロピアノのライブ前に調律師の方がピアノを調律するのですが、ライブでピアノから出てくる音はどれも個性的で真剣に耳を傾けてしまうほどでした。7月は毎年、白崎彩子さんが帰国されてナルでソロピアノライブをしてくださっていました。こんなにエネルギッシュな日本人がいるのか!と初めてお会いした時に大変衝撃的でした。それでもやっぱり夏はやってきて、どこか少し味気ないなぁとあの地下のボストンピアノも思っているのかもしれません。
ひとみ