HITOMI

春の気配を感じる今日この頃、3月に突入です。先日、今井秀実さんという方にフィルム写真でポートレイトを撮っていただきました。100人近くの方々のポートレイトを撮影し、一枚一枚を手作業で現像したものを展示されていました。言葉ではサラリと書けますが、今井さんが撮影や現像に費やした時間や労力を考えると!科学技術が進歩してなんでも短時間でできる便利な時代ではありますが、時間を費やす作業やそれに対する思いにはもっとずっと価値があると思います。有名なジャズ喫茶、ベイシーの菅原正二さんも本の中でお店の音作りのために、じっくり時間を費やして手間ひまかけることの大事さを語っていらっしゃいました。こだわって追求するその熱心さって私は人としてすごく格好いいなぁと思います。少し時間をかけて筆をとってお手紙を書いたり、手間ひまかけて飾ったり作ったり…。ソウルや真心が感じられるものにはその人の時間と心が必ず使われているんですよね。なんでも溢れかえっているこういう時代だからこそ、ちゃんと見抜いて評価できる目を持ちたいものです。

ひとみ